2010年5月31日月曜日

アコモデーションも様々です  フラット編

昨日は、ホームステイをされたクライアントさんのお宅について、お話しましたが、
今回はフラットシェア、をされているクライアントさんのケース、です。


もともと、日本では無い習慣ですが、こちらイギリスでは若い方はもちろん、学生の方々、
留学生の方々、いろんな方がフラットシェアをして、暮しています。
今はあまり人気が無いんでしょうが、下宿や寮の生活にもう少し自由が利いた生活で、
料理などは自分で行う、というと何となくイメージは湧きますでしょうか??



もともと、イギリス人の収入は日本人に比べて低い、ということもありますし、
日本のようなワンルームアパート、というのはほとんどありません。
また、家賃、光熱費などもかなりの費用が掛かります。
最近は家にべったり、という若い方もいるようですが、
だいたいは18歳くらいになると、自宅から離れて自分で生活を始める、
という風習もイギリスにはあります。
その為、フラットシェア、またはハウスシェアというのは、イギリスの若い人たちのニーズに合っている習慣なんですね。


例えば、1件の大きなお宅に4つのベッドルームがあったとすると、
4人でそのお宅をシェアすることになります。
大家さんがそこに住んでいるケース、または住居人だけで暮らすケース、様々です。
バスルーム、キッチン、リビングなどは共同スペースとなりますから、
お互いにルールを用いて掃除をしたりすることになります。


やはりフラットシェアのメリットは、自由が利くこと、でしょう。
ホームステイと違い、自分の生活スタイルに合わせて食事をしたり、
帰宅時間の制限も無いですから、そういう点でも、自由です。



さて、Umi Study での場合、スペインからのクライアントの8割方は、このフラットシェアを希望してきます。
スペイン人の生活スタイル、またどちらかというと独立心といいましょうか、他人の監視の下では
生活したくない、というような方が多いようの見受けられます。


通常は語学学校側のアコモデーションはホームステイが一般的で、
このようなフラットシェアのアレンジは、ほとんどの学校は行っておりません。
そういうわけで、このような依頼があった場合、Umi Study 独自での手続き、となるわけです。


ですから、常日頃から、あちこちで空き部屋の情報を求めたり、
良いお部屋を提供してくれる大家さんとコンタクトを取ったり、という作業が必要になってきます。
もちろん、クライアントさんのご希望を聞きつつ、通う学校に近いエリアでの部屋探しをしています。
また実際にお部屋を拝見し、クライアントが気に入る物件か、これもとても大事なことです。

こういったサービスも、現地エージェントだからこそ出来るということもあり、
クライアントの方々のニーズに出来るだけ合うように、心がけています。


先週、スペインからのクライアントさんをボーンマス空港までお迎えに上がった際、
その方を滞在先までご案内差し上げたときの事。
その方も、漏れることなく(笑)ルームのみのアコモデーションを希望していらっしゃいました。

そこで学校から徒歩10分圏内にある、アコモデーションを何とか確保することが出来、
そちらに向かったのですが、そのお宅がまぁ!何ともステキなお宅、でした。
今回は、私のビジネスパートナーがそちらのお宅拝見に先に出かけていたので、
私はそれまで大家さんには直接お会いしていませんでした。
お家は5つもベッドルームがある大きなお宅で、そのうちの1部屋を私共のクライアントに提供してくださったのですが、そちらはプライベートバスルーム付き、というお部屋でした。


お家の中も、たくさんのアンティークに囲まれ、食器棚にはこれまたアンティークのティーカップやお皿が。
そして案内されたキッチンはとってもモダンなオープンキッチンで、お庭が見える素敵な雰囲気。
とってもセンスの良い大家さんの趣味が伺える、素敵なお宅でした。


もちろん、クライアントさん(男性)もとっても気に入って下さった様子で、
こちらとしてもよいサービス(お部屋)を提供できたこと、とても嬉しく思いました。


Umi Studyでは、フラットシェアのご希望があった場合、
空き部屋の確認や、エリアに合ったお部屋の提供を出来るように、
ある程度の猶予を持ってご依頼頂く様に、お願いしています。
その点をご理解頂ければ、私共としても幸いです。

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